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2005年10月15日 (土)

育成することの難しさ

人に何かを教え、特定分野において人を変えていくということ。その本質的な難しさが何となく分かってきました。今まで、「あのマネージャーは何できちんとメンバーを育成しないんだろう?」と思うことが沢山ありました。そして、自分自身は他人の面倒見が良いタイプだし、教わる人の立場になって物事のプロセスや考え方をこと細かく教える自信がありました。実際にその点は当たっているように思えます。

でも、本質的に「育成する」ということは、そんな”面倒見の良さ”というよりもよりも、もっと深い人間性を要するものであって、プロセスを教える技術の要素ではないことが段々分かってきたような気がします。

そう、「同じ歩幅で一緒に歩んでいく」という表現が近いのかな。今の私はというと・・・

優秀なメンバー(ここでは大人と呼びます)とは一緒に歩けているように思えます。いや、結果として一緒に歩いているといった方が正しいかもしれない。何故なら、自分と同程度、若しくは自分よりも優秀だから、上から見下ろしたり、無理に引っ張ることができないだけかもしれない。そして、結果として一緒に歩いていることが、お互いの関係を良好に保っていることに繋がっているということだろうと思います。

では、本質的に育成が必要な、未成熟なメンバー(ここでは少年と呼びます)とはどうか?そう、やはり見下ろしているね。一緒に歩いている時もあるけど、基本的には強引に腕を引っ張ったり、後ろから突っついたり、上から叱りつけたり・・・これでは、いくらテクニックを教えたところで前に向かって自律的に歩こうとするモチベーションを与えることなんて不可能だね。

ここでの”優秀なメンバー”の定義

  • コミュニケーションに長け、関係者を巻き込んだプロジェクト的な仕事の進め方ができる
  • 概念的に物事を捉え(ビジョン志向)ながら、それらを図解、或いは論理的な切り口によって具現化していくコンセプチュアルな能力を備える
  • 期限や目標を定義し、推進するべきことを計画に落としながら、自分でプロセスと時間を管理していく自己管理能力を持つ
  • 自分自身の目標を自律的に設定し、自己実現と成長のためのモチベーションをもって仕事に向かっている

少年と一緒に歩くには相当な根気、人間性としての余裕(寛大さ)、信念、そして何よりも優しさ(愛情)が不可欠なんだろうと思います。

私自身は、プロの先生にビジネスの講義を相当受けてきた。趣味のスキーでも数多くインストラクターの指導を受けてきた。だから、説明のしかたは多少上手いかもしれない。でも、少年を育成するだけの人間性は全く未熟です。「こんな事がなぜ理解できないんだ!」、そう思って感情的になること自体、自分を統制できていない証拠です。

今の会社に入り3年と4ヶ月。

  • 目標に向かって関係者を引っ張っていく”リーダーシップ”に関しては、机上でも実践でも沢山学習させてもらいました(それなりに習得できたと思う)
  • メンバーひとりひとりのタスクを管理し、組織としての活動最適化を図る”マネジメント”については、実践学習をはじめたばかり(それなりに向いているように思う)
  • 人を育てていくための”人間性”に関しては、これから長い時間をかけて少しずつ学んでいきたいと思う(とても難しい)

こんな風に考えます。

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